第1章 手順
主人公said
コナンくんが哀ちゃんに怒られてて博士が奥で作ってくれてる?
「あなたに渡すのは2錠!1錠24時間持つから逆算して飲むのよ!」
その声にはっとして身体を起こす。
「それだ、それに間に合わせて同じ便でロンドンに向かわないと!情報を手に入れないと彼に会わないと!」
急いで身体を起こし、赤井さんに貰った携帯に手をかけようとポケットに突っ込むーーー
だがそれと同時に何故か膝に力が入らず、身体のバランスを崩し、そのまま再び意識を手放しそうになった
「おい!しっかり」
「くっそ、これだけでも。
っ…シャーロックの話をしよう、弟子。」
「…えっ」
耐えようとしたが、更に重くなる瞼に逆らいながら、近くにあった紙とペンをとり、必死に思う事を綴った。そして遠のく意識に逆らい切ることができず、結局私は意識を手放す事になってしまった。
コナンsaid
どういうことか分からないが、シャーロックの話はしたい。と思ったものの彼女は再び眠りについてしまった。その手には握られたペンとその横には何かが書かれた紙がある。
「…まるでダイイングメッセージの様ね」
灰原がその姿を見ながら演技でもねぇ事をいうから軽く笑った。
その紙には
ーーー
Tower of london(ロンドン塔)
Braille(点字)
Stuffed bear(クマのぬいぐるみ)
ten…
ーーー
ここまで書かれて意識が途絶えた様でそのあとはみみず腫れの様な痕があるだけだった。
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