第8章 歓迎!ようこそ極楽温泉……** ※異種・GL※
そのまま真っすぐに道なりに進んで行くと
階段を昇って高台の上がった上に
幾つかの建物が見えて来て
その塀に囲まれた場所の
あちこちから湯煙が上がって居るのが見える
どうやら…高台の上に見えている
その塀に囲まれた場所から
風に乗って…温泉の匂いがしているから
ここが目的の癒しの温泉の様だった
その…塀に囲まれた場所の入口に
いろはが辿り着くと
『温泉村へようこそ。
いらっしゃいませ、旅のお方。
温泉をご利用になられますか?
こちらの温泉のご利用は初めてですか?』
そう受付嬢らしい 素朴な感じの
若い可愛らしい村娘に声を掛けられた
と言うか…温泉村って言うんだ
そのまま過ぎるストレートなネーミングだな
「はい、初めて…です…」
『でしたら…こちらの温泉の名物の…
スライム風呂も…初めてのご利用ですね』
そう言ってにこっと
村娘がいろはに向かって微笑みかけて来て
思わず条件反射で こっちも
にこっと笑顔を返してしまっていた
受付の村娘さんに寄れば
この温泉には幾つかの温泉があって
普通の岩風呂や檜風呂の様なお風呂
それから砂風呂にサウナの様な蒸し風呂
それから珍しい
この温泉の名物の
スライム風呂があるらしい