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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第7章 消費コスト



『ああ、そうでございましたか、
姫様の中に…ステッキを
お受入れになられたのですね。
それは、素晴らしい事にございます。
感心感心。そうして姫様の内に挿れて頂ける方が、
体内からダイレクトに
ステッキに姫様の魔力を送れますからね』

「挿れたのはっ、私じゃなくてぇ…その…っ」

ごにょごにょと先程の2人とのチュートリアルの
内容をいろはが思い出してしまって
メリーへの返事を濁して口ごもってしまう

『では…、姫様…。
お茶の時間に御座いますので、お紅茶をどうぞ…』

そう言って羊の執事のメリーが…
非常に執事らしい事を今更にして来て
優雅で洗練された所作でお紅茶を淹れる姿は…

執事さんらしい執事さん…だったのだが

メリーの淹れた紅茶は…
悔しい事に美味しかったのだが

蒸らし具合も温度もバッチリ…だし…

それに…とても…香りが良い…

「メリー、執事…だったんだ…」

『何をおっしゃいますか、姫様。
ですから、最初から私は羊の執事だと
お申し上げたではありませんか…。
さぁ、姫様。お紅茶とご一緒に…
こちらをどうぞ…クッキーに御座います』

そう言ってメリーがクッキーの乗せられた皿を
いろはから取りやすい位置に給仕してくれて

「ありがとう、メリーっ…って、
何でクッキーが卑猥棒の形ぃいいっ」

『姫様…その呼び方は失礼に当たりますよ?
魔法のステッキ…に選ばれたからこそ…、
姫様は今、こちらに居られますので…。
では、お茶が終わりましたら、
世界の創造の続きを致しましょう、姫様』

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