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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第6章 チュートリアル2………** 



荷物を届けてくれた咲川男子と
一緒に…密林から届いた荷物を
今…玄関の所で…確認を…
している所なの……だが…

『外の密林の段ボールは…
異常は…無さそうな…感じですね…。
じゃあ、段ボールの方開封しますね…』

「はい、すいません…お願いします」

その密林の段ボールを開いて

緩衝材に包まれた見慣れた箱が見えて


いろははハッとしてしまった

これっ…この箱ッ見た事ある

この箱の中身…ッお姫様ステッキぃいいいっ


「あのっ、大丈夫ですっ。咲川さんッ!!
そのっ、箱も無事ですし…っ、
中身は大丈夫ですッ!!
ですからっ、確認は…このぐらいでッ」

『いえ、その…私は…、確かに
咲川の者ですが…名前は…三田森と…』

確かにその咲川急便の配達員さんの
胸の名札には三田森と書かれているが
今は咲川か三田森かの問題は
いろはにとっては問題では無くて

一緒にこの中身を
咲川の三田森さんと確認をするのは
非常にマズイ…と いろはが玄関から
その咲川の配達員を追い出そうとするが

『いえ、ですが…。ちゃんと…
その箱の中身の…商品の無事を
確認しないと、こちらも…帰れませんので』

助けると思ってお願いしますと
頭を下げて…お願いされてしまっては…
やはり何かペナルティがあるのかと
こっちも思ってしまって

こちらとしても帰って下さい…とは
咲川に対して強く言えずに…居て

「……わ、…わかりました…。
その代わり…、なのですが。
くれぐれも…私が…
これを買ったと言う事は…」

くれぐれもこの事は
内緒にして欲しいといろはが言うと
不安そうな面持ちをしながら
咲川からの返事を待った

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