第18章 特別なチュートリアル…**
自分の鼻を…そのお身体に寄せて…
その香りを もっと…
もっと…強く吸って…嗅ぎたい…と…
そんな衝動…に…苛まれていた…
余りにも…濃くて甘くて…眩暈がしそうだ…
いろはの身体の側面を撫で降ろすと
「ふぁあぁんッ…んんっ」
甘い嬌声をそのお身体を捩りながら漏らされる
前に…してるふりをした時の
…あの演技の声ではなくて
感じるまま…に…漏れ出る声に…
こちらの理性が…先に…持たなく…なって
…しまいそうでもあるが…
あくまでも…これは…魔力を…補充する為…に
仕方なく…で…あると…自分の脳を
無理やり納得させる様にして言い聞かせる
「んぁ…、ん、はぁ、はぁ、メリ―?」
トロン…と… 蕩けた…視線を…
いろはがメリーに向けて来て
その…可愛らしさと…愛らしさも残しながらに
美しさと…絡みつく様な…欲望の色が…
その蕩けた瞳の中に…
色んな色を万華鏡の様に映して行く
その…魅惑的な…瞳から…
視線を逸らす事が出来ずに居た
そう…まるで…
その瞳に…魅入られる…かの様に…だ