第18章 特別なチュートリアル…**
スルスルと…メリーが…薄い夜着の上から
いろはの下腹部にその手を滑らせて来て
その…触れられている…下腹部の奥にある
子宮がジンジンと…疼いて来るのを…感じる
「ふぁあっ、んあぁあんッ」
欲しい……もっと…こんな…快感じゃない…
もっと…この疼きを…満たす様な…快感が…
欲しい…と…自分の身体の芯が疼くのを感じて
『いろは…様…ッ』
耳元でお名前を甘く囁く様にして呼べば
ビクビクっとそのお身体を震わせる
『さぁ…、どうか…ご遠慮なさらず…。
私の…全ては元より…
いろは様の…物に御座います。
姫様が、所有物である私に、何をしても
何を求めても…姫様には…
それが…許されておいでですので』
そう…耳元で…囁き続ければ
いろはの耳の裏の辺りと首筋の境界線から
こちらの鼻腔を刺激してくる
その…甘い甘い香りに…引寄せられる様にして
咲き誇る花の芳香に寄せられる
昆虫にでも…なってしまった様な…
そんな気分を…メリーは憶えていた