第18章 特別なチュートリアル…＊＊

ならば…その飢えを…

抑えておいでになっている

理性を…先に崩してしまえばいい

飢えは…極限に達してる…だ…


後は…私が…それに…真っ当な理由さえ

姫様に与えてやればいい



そう…　それだけでいい　


至極…　簡単な事だ



それだけで…今の姫様は

私の愛撫を拒む事も…

与えられる快感を否定する事も無い




『姫様…、もっと…お身体の熱に…
素直になって頂いても…構いませんよ？
今の…姫様は…、魔力が
極限に枯渇なさっている…のですから。
貴女がの身体が…、生命の危機を感じて…。
それを満たす為に…、快感を…
魔力を求めておられるのです』


ハァハァと…呼吸を乱しながら

頬を紅潮させて…潤んだ瞳で…

乞う様に見つめられて


その…快感に戸惑いながら震える…

姫様の華奢でありながも　

女性的な魅力の溢れるお身体から…は



ぶわっと…音が聞こえそうな程に

濃密な芳香が…立ちこめていて


メリーの鼻腔を…

その…いろは自身の

甘い香りがくすぐって来る



『姫様……、私を…、
姫様のお望みのままに。
どうぞ、お求めになって…下さいませ？』