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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第17章 世界の中心に魔力を注ぐ



ズブズブと…その奥に…向こう側から…

何かに飲み込まれて行く様……に…

引き込まれて行って

自分の腕を…肩の辺りまで

それが飲み込んでいるが…

すっごい…ヌルヌルしてるし

…人肌の温度で温かいし…

それも…何だか……

凄く…懐かしい様な…そんな感じがする…


液状化した…扉の先が……

肉 肉してる…

何かの体内みたいな場所って

誰が…想像を…しただろうか…?


巨大なコアストーンが…

私を迎えてくれるって

そんな想像は…遥か彼方遠くの…話で…


私の身体は…と言うと…


どくんどくんと…心音にノイズが混じって…


ザーザーと…波の音を…

壊れかけのラジオから聞いてる様な


そんな感じの音が聞こえる…場所に居て…


凄い…人肌の温度の…ふわふわの…

身体を優しく優しく覆って包み込む様な


ウォーターベッドの様な何かの…上に

…横たわっているのだが


その…肉肉しい…のさえ除けば…

快適に過ごせそうな場所ではある


これがふわふわのモフモフなら…

トトロのお腹の上だろうが…


だが…実際に

私が身体を横たわらせているのは

弾力が適度にある …肉肉しい…何かの上


沈み込んでバランスを

崩しそうになりながらも…

よいしょ…といろはが身体を起こすと…


肉肉しいベッド…では無くて…

私が居るのは…さながら…

無限列車宜しくな感じの…

あの…肉 肉しさにも…負けない様な

独特な……空間だった


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