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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第17章 世界の中心に魔力を注ぐ



高さ…100キロの位置に居ると

…思わず想像してしまって

地面には足が付いてるが…

ここは地面であるけど地面でなくて


円形の空間に浮かぶ…

地底神殿の様な…物なのだから…

何だか…心臓の辺りが

ゾワゾワとする様な…感じを感じる

メリーはこっちの

そんなことなど知りもしない様子で

階段をどんどん先に昇って行ってしまうし…


「待って、メリー。
神殿の入口の扉…閉まってない?」


バルコニーから伸びる階段を昇った先には

高さが20メートルほどありそうな…

真っ白のレリーフが施された

神殿の入口の扉があるのだが

その入口の扉はしっかりと閉ざされている

この扉が施錠されてないとしても

こんな大きな…石で出来た扉は…

とても 人の力じゃ…開けそうにないけど…


『ご安心を…姫様…。この世界が…
姫様を拒む事など御座いませんので』


そう私の心配を他人事の様に
差も当然だと言いたげに
メリーがこっちに言って来る


階段を昇り切った先も…

開けた空間になって居て

世界が…私を拒む事などないと
言われてしまったのだが…
半信半疑でいろはが
その巨大な石の扉の前に立った

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