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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第15章 執事の建前と嫉妬と焦燥



『その他にもイレギュラーは、
コンピューターウイルスとする説や…
何らかのシステム上のエラーの形で生まれた、
システムバグとする説がありますが。
何せ…彼は…謎過ぎる…ので、
真相は定かではないのです』

「……会ったには…会ったけど…あの人は…ッ」


ウイルスやバグ…にしては…

人間臭い様な感じの

印象を…彼には感じたし…

何かしらの…目的と言うか理由を…

持ってそうにもあるし



『イレギュラーはその姿も声も、
名前も…数多にあると言われています。
次に姫様が…イレギュラーに遭遇する時には、
先程の姿をしてるとは限りませんが…。
ひとつ…確かなのは。
姫様が…、イレギュラーのお眼鏡に
叶ったと言う事にあります。
イレギュラーは…一説には…
この世界よりも前から
この場所に存在していたと…
その様に、考える者の居りますし…』

「謎…の存在過ぎない?
その…イレギュラーって言うの…。
でも…普通にセラピストしてたよ?
そのイレギュラーって人、あの世界で…」

『姫様。何か…イレギュラーは、
人形の様な得体の知れない物を
肌身離さず持ってませんでしたか?』

メリーの言葉に叶人以上に謎の存在である
セトの存在をいろはは思い出して居て

「居た、あった、
持ってた、居た…??って言うか。
持ってた?んんっ、連れてた?
うう゛うん?……連れてた…のかな?」



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