第14章 貴方だけの特別なショートコース……***
ガラス張りの
扇型になっている2人で入っても
余裕のあるサイズ感のシャワールームは
普通のシャワールームじゃなくて
大きなバルブが 3つ並んでいて
頭の上の特大の固定シャワーと
壁にも6つ固定シャワーがあって
ハンドシャワーも備えてあるタイプで
ミナトが真ん中のバルブを捻れば
壁に設置されている固定の6つシャワーから
シャアアアッとシャワーが出て来て
その壁に固定されたシャワーの温度を
ミナトが手で確認して
温度が大丈夫そうだと判断した様で
全身をまんべんなく…
壁からのシャワーで流される
『シャワーの温度…、
大丈夫?これぐらいでいい?』
「あ、…はい…、大丈夫…そう…、です」
『じゃあ、身体…綺麗に洗って行くね』
いい香りのするシャワージェルを
身体にその手でマッサージをする様にして
ミナトがいろはの身体に塗り付けて来て
でも…洗ってるのかマッサージしてるのか
シャワーは出しっぱなしなのだから
そうして 身体にジェルを塗り付けた端から
シャワーが当たって 僅かにだけ泡を立てながら
身体を濡らしながら落ちて行く
シャワーのお湯に混じって
その泡が流れ落ちて行って
シャワールームにその香りを広げながら
排水口に吸い込まれて行くだけになる
ヌルっと…ミナトの手が
いろはのおっぱいの所に
ヌルヌルとシャワージェルを塗り付けて来て