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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第14章 貴方だけの特別なショートコース……***



思わず 開いたままになっていた

自分の胸元をいろはが自分の手で隠すと

施術室のドアの所から

こちらの様子をボーイの男の子と

淫魔のお兄様が心配そうに伺って居て

ミナトが着ていたジャケットを脱いで

いろはの乱れた前を包む様にして隠して来て

そのジャケットの上から更に
包むようにぎゅううと抱きしめられる


「ミっ、ミナトさ…ん…。私っ…」

『いろはちゃん…、
御免ッ…戻って来るの…遅くなって…ッ。
大丈夫だった?大丈夫じゃないよね?
叶人にえっちな事…されてたんでしょ?』

『ミナト…、次の…予約の時間…、
1時間…後にして貰えないかって
こっちから連絡して置くから
ミナト、…後は…分かったな?』

ほら行くぞと…淫魔のお兄様が
心配そうにこっちを覗いて様子を伺っていた
ボーイの男の子を引き連れて

(見た目は男の子だけどあの子も、
淫魔だから。年齢はきっと3回ほど
成人してる位かも知れない)

この後に入ってる常連さんの予約の時間を
ずらして貰う様にと依頼してくれると
ミナトに対して言うだけ言うと
そのまま下に戻って行ってしまって

施術室のソファの上でミナトと2人だけになる

「あの…ミナト…さ…んッ」

とりあえず昨日の事を謝らなければと

謝罪の言葉を紡ごうとするが

自分の口が上手く回らなくて
言葉を詰まらせてしまう


『いろは…ちゃんッ…』


ぎゅううっとミナトに
身体を抱きしめられてしまって

その力加減が苦しい位で 
押し潰されちゃいそうになって

胸が詰まりそうになる

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