第14章 貴方だけの特別なショートコース……***
ダメってそれ以上は止めてって
言わないと…ダメだって分かってるのに
もっと…その手に…
肌に触れて欲しくなって来てしまってて
自分…の本来の目的を…忘れてしまいそうで
ダメだって思ってるのに…
考えが…どうにも纏まらない
『あれれれ?君って…、
着やせするタイプだったんだ…。
そんなに、大きそうに…見えなかったのに…。
ここ…結構…、あるね…?
ハハッ、意外…だったなぁ~』
「んんっ…はぁ、叶人…さ、ん、
んっ、…さっきの…紅茶…ッ…は?」
『さっきの紅茶…?さっきの紅茶は…
魔界に生えてる茶葉で出来た紅茶だよ?
魔族には…普通の紅茶でしかないけど…、
普通の人間には…強いお酒…
酔うみたいな効果が…あるらしいよ?』
ソファの上にいろはの身体は倒されて居て
ブラウスの前は全開になって開かれている
頭も朦朧としていて…考えが纏まらない…
この人も…淫魔…なんだったら
魅了の魔法を使ってるのかも…知れない
単なる…お酒みたいな成分の紅茶を
あれだけ…飲んだだけで…
こうなるなんて…異常だ
スルスルとフェザータッチで叶人が
いろはのデコルテを撫でて来て
ブラに収まりきって居ない
バストの上の方の部分に指を滑らせてくる