第14章 貴方だけの特別なショートコース……***
いろはは…その床の
フローリングの上のマットレスを見て…
ミナトさんが…ここで
お仕事を…する事があるのか…と思うと…
正直…モヤモヤする様な…
複雑な気分になってしまったが
そう言えば…さっきの叶人って人…
先にこっちに来て用意してるって
言ってたのに…姿が見えないな…
叶人と呼ばれていたセラピストの姿が無く
施術室にはいろはひとりの状態だった
『はい、どうぞ。可愛いお姫様。
ハーブティーが入りましたよ~』
そう言ってハーブティーを乗せた
トレーを持って叶人と呼ばれていた
セラピストが部屋の中に入って来て
さっきはカーテンの向こうに居たから
顔が全然見えなかったけど…
穏やかな笑顔を称えている人で…
あのプレッシャーを放っていたのが
この穏やかそうな柔和な笑顔とは
いろはの脳内では結びつかないでいて
細身の華奢な感じの体格で
身長はミナトさんと同じくらい
雰囲気がふんわりとしてるから
実際より小柄に思えたけど
セミロング位の長さの
栗色の髪を後ろで1つに束ねていて
顔の造りも中性的な感じがする
柔和な顔立ちをしている
いろはは…あれ?っと違和感を憶えた
この…人の顔…
どこかで…見た事…あった様な?
あれ?どこで…見たっけ?この人…ッ
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※叶人さんのモデルは
毎度おなじみのにじさんじの
叶さんです、見た目も性格も…
彼に関しては寄せた感じになってます。