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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第5章 次の日…の朝




そうだスマホ 私のスマホッ…


枕元に自分のスマートフォンを見つけて
いろはが自分の手に取ると
ホーム画面を表示させて確認する

しっかりホーム画面にはお姫様のステッキの

専用アプリのアイコンがあって


「アプリ…の…、アイコン…ある…し…ッ」


全部…きっと 夢 そう…夢

私が…久しぶり過ぎる…性的な…そう言うのに

そんな夢を…見ていただけ…

そう きっとそうに違いな…い

いろはが自分に言い聞かせながら
暗示を掛ける様にぶつぶつと唱えると


『おはようございます、姫様。
今日はとても、良い朝に御座いますね。
そろそろご起床のお時間になります…。
姫様。昨夜は…良く、
お休みになられましたでしょうか?』


そう勝手に自分のスマートフォンから
大音量でメリーの声がして来て
慌ててしまって思わず スマートフォンから
手を離してしまって落としそうになったのを

いろはが空中の物をかき集める様にして
手を動かして引き寄せて 事なきを得たのだった

「ちょっとぉおおおっ、メリーーっ。
呼んでないっ、呼んでないからっ!
勝手にアプリ起動してないのに、
話かけて来ないでよッ」

バッとスマートフォンを持って
ホーム画面をいろはが確認すると
さっきはアプリのアイコンしか見えて無かったが

自分のスマートフォンのホーム画面に居た
コンシェルジュアプリのアイコンが
羊の形になっているのに気が付いた


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