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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第1章 きっかけと言う名の始まりの夜



「何がお前は…、
エロい声も殆ど出さないしだぁ~。
誰かさんのが、微妙に私の
いい場所に届いてないだけだし…?
何が…、お前は…
いつも同じ反応しか返さないだ、
ふざけてんのは、そっちだろつーのっ、
お前が同じ事しかしないからだろ?
毎回毎回ッ、同じ事されてれば、
そりゃ、こっちだって
同じ反応なるに決まってんじゃん。
こっちが…さ、何か提案したって、
え~そんなの、普通しないよ~っだ」

そこまで一気にいろはが言うと
ぐいっとまたお酒を煽る様に
ゴクゴクと水を飲む様に流し込んで

「普通…じゃないって、何?」


あの時の自分が…当時の彼の

男性としてのプライドを
気を遣って守ってあげたと言うのに…

何も知らずに好き勝手…言ってくれちゃってさ


お酒の所為で…随分と…

自分の心の中の声まで…

素が駄々洩れてしまって居るが


正直…歴代の彼氏…の中でも…

その男とは…えっちに関しては…

一番…合わなかった気がする…


その…サイズ的な問題だとか

角度的な問題だとか…

お時間的な…辺りだとか…

微妙に…ピンポイントで外して来るし

そこじゃない…感が…凄かった…


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