• テキストサイズ

妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第14章 貴方だけの特別なショートコース……***



そう言いながら くすくすくすと笑う声がして

その笑って居る声は 無邪気な感じで

この状況を楽しんでるのは…

カーテンを隔てていてその顔は見えないが

いろはにも…感じ取る事が出来るし


楽しそうにしててカーテンの向こうの人は

確かに 声を出して笑ってるのに… 

なんか…妙な重圧と言うか

存在感と言うか…プレッシャーを感じる…


それに…妙だな…と思ってしまって居た

ここは淫魔のマッサージ店なのだから

そう言う彼だって淫魔のお仲間のはずなのに…

まるで…自分は淫魔ではないから

淫魔なんてそんなもんでしょ?って

いい加減な憶測で 
淫魔を見下して話してる様な

そんな言い方をしていて 
違和感をいろはは憶えた


『そうは…言うが、叶人(かなと)、
今…ミナトが居る場所から
店まで戻って来る時間が…あるんだぞ?
ミナトの空きが90分と言うが、
実質90分は取れないだろう?』

『ミナトは…OKだってさ、
LINEで返事来たよ?
休憩なしで、いいってさ~、どうする~?
ミナトも…いろはちゃんと、
会いたいってさ。良かったね。
だったらぁ~。ミナトが戻るまで、
僕がヘルプに入るのはどう?
それなら、オーナーも文句ないよね?
そうすれば、今からだったら
90分のコースが成り立つから
オーナーだって、
文句ないよね?でしょ?無いよね?』



/ 616ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp