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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第14章 貴方だけの特別なショートコース……***



さっき会った エルフのオネエは

私の事をちゃんと憶えていてくれたから

多分…だけど ミナトさんも

きっと…私の事を…憶えてくれてるはず…

そう都合よく憶えてくれて無かったとしても

昨日の事は 

大人として…謝るだけでも謝らないと…


あんな…強制終了みたいな 終わり方と言うか

多分 ミナトさんから見たら 

昨日のあれは

突然にパッと私が消えた様な

終わり方を迎えてしまった事を…



このシナリオは 自分の口から

ミナトさんにお詫び出来る 絶好のチャンスだ…

ちゃんと…ミナトさんに出会ったら…謝らないと


どきどきと騒がしい自分の胸を
いろはが自分の手で押さえながら

スゥ―――ハァ――――と

大きな深呼吸を繰り返して呼吸を整えると


よしっと意を決して

入口のドアにいろはが自分の手を掛けて

そのまま 入口のドアを開くと


ガランガラン…っとドアのベルが鳴って

入口から正面にある カウンターには

昨日…色々と説明をして貰った

淫魔のお兄様の姿が

いろはの目に捉える事が出来て


カウンターの向こうの淫魔のお兄様が

驚いたと言いたげな表情をして

その目を見開くのが見えてしまった

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