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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第13章 メイド服を着た姫様と世界樹



そうメリーが言いながら
ゴソゴソと懐を弄っていて
それこそ某魔法少女が持ってそうな
手の平サイズのカードに

顔がのっぺらぼうの
人魚のイラストが描かれて居る
カードを1枚こちらに見せて来て

「人魚セット(青)」

そのカードの上に書いてある文字を
いろはが声に出して読み上げる

『ええ。尾の部分が
青い人魚セットで御座います。
こちらを着用して頂くと、
水中呼吸のスキルがご使用に
なれる様になりますのと、海中の生き物と
会話をする事が可能になりますが?
勿論に人魚になりきれるので、
その…姫様、バカンスの件ですが…。
姫様が魔力の補充を必要としない、
サブシナリオとしてでしたら、
ご用意可能でありますが』

「どう言う事?サブシナリオ?
魔力の補充をしないなら、
エッチなシナリオじゃないって事?」

『ええ。ですから。姫様のお望みが
旅行をしたいと言う事でしたら、それだけの
シナリオを私がご用意致しますが?
ご希望でしたら、あの咲川と山本のお二人と
一緒に旅行をして頂いても構いませんが…』

はいはいといろはが
デイベッドの上にちょこんと座りながら
質問したい事があると手を挙げていて

『何かご質問にありますか?姫様』

「それってさ、
メリーがシナリオを書くと言うか
用意するって事でしょ?だったら、
メリーも一緒にバカンス出来るって事?」

『メリーと言う、登場人物とにありますか?』

そのシナリオの中にメリーを
登場させるって意味かとメリーが尋ねて来て

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