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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第13章 メイド服を着た姫様と世界樹



「そうじゃなくって、
メリーも一緒に行くの。
南の島で、慰安旅行しようよ!
えっと、職員旅行みたいなのっ。
あ、待って。確かシナリオって、
私でも、自分で作れるんだよね?
後で作り方、教えて。
自分でシナリオ作ってみたいから。
何時もメリーに任せっぱなしだしね。
じゃあ、ちょっと魔力回復させて来るね」


そう言って またその事は後でねと言うと

貝殻型になったデイベッドの
貝殻の蓋の様になって居る部分を
キッチリといろはが閉めてしまって

マカロンの様な状態になってしまうので

編まれたラタンの隙間から

中にいろはが居るのが
覗き見える程度にしか見えないが

耳を澄ませているとその呼吸が規則正しい

寝息に変わって行くのが
メリーの耳には聞き取れて


姫様は…私がお手伝いをしなくても

ご自身の力で白の世界に旅立つ方法も

私がこうしなさいと教えた訳ではないのに…


何度かシナリオを経験し

白の世界に行く体験を通して

教えられてないのに樹立させてしまった様だ

姫様の性格に配慮して…敢えて伝えてはいないが


姫様は…いろは…様は…

物事に対する解像度と言うか
理解度が高いからなのか

この世界の真理や道理…との

融合がかなり初期の今の…

始まりの村を設置した段階にしてはかなり高い


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