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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第13章 メイド服を着た姫様と世界樹



でも…この世界でのリアルは

全部アプリの中の出来事でしょ??

現実には存在してないんだから

妊娠のし様も 死ぬ要素もない気がする


でも…それの真意を伝える事は…

禁止されている事項なのなら…

知って欲しくない情報って事だよね?


『さぁ、姫様。どうぞお召し上がり下さい』


そうメリーがチーズタルトを
食べる様に促して来て

「ねぇ、これ、フルーツでしょ?
何なの?名前教えてよ、メリー」

『このフルーツの名前ですか?姫様。
こちらはジュリーアン、それからこちらが、
ズズベリー、こちらがピュアリーフルーツです』

それからと言いながら違うフルーツの
名前を教えてくれようとして居たのだが
名前に馴染みが無さ過ぎて
味の想像もできないが
説明して貰っても 馴染みが無い分
こっちの頭にはスッと入って来なくて

見た目はブルーベリーの
ちょっと大きいヤツの様な
そのベリー系のフルーツを
いろはがフォークで刺して口に運ぶと

ぐにっと弾力のある歯ごたえに
林檎に近い味がして
見た目と味と食感が合わなくて
美味しいんだけど 混乱しそう

チーズタルトは自分の
脳内のイメージ通りの味がするから
いろははホッとしながら
もぐもぐとリクエストした
チーズタルトを食べ進めていた


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