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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第13章 メイド服を着た姫様と世界樹



またこんな物を勝手に創ってと

メリーには怒られてしまうかも知れないが


ちょっと…思ってたよりも

一瞬のイメージが邪魔して

予定してたブランコよりは

数段豪華仕様になってしまったけど

ちゃんとブランコだけ創る事ができたので

昨日よりは進歩したと思って


いろははそのスイングベンチに

座るとゆらゆらと揺られて

揺られながら湖面を眺めつつ


メリーが戻って来るのを待っていた


『姫様…お待たせを致しました。
また…ご創造をなさったのでありますか?』

「そうだよ。メリー、可愛いでしょ?ブランコ」


カタカタと紅茶を淹れるのに

必要な物を乗せたワゴンを押してメリーが戻って来て

目の前でカップに紅茶を注ぐと

いろはの目の前に紅茶を置いて

お皿に綺麗に盛り付けられた

良い感じの色がついたチーズタルトは

たっぷりの生クリームとバニラアイスが

タルトの横にトッピングされていて

その後ろには綺麗に飾り切りをした

あまり見た事がないけど美味しそうな

果物…らしい何かが沢山乗っていて

こっちの世界の果物…なんだろうなって思う

「メリィ?これっ、
チーズタルトッ!!用意してくれたの?」

『ええ。私がチーズタルトを用意するだけで
姫様がやる気を出して下さるのでしたら。
お安い御用ですので…。
ああ、それに…こちらの世界での飲食も…
あちらの世界からすれば夢の中での出来事、
ゲームの世界での出来事にありますので』

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