第13章 メイド服を着た姫様と世界樹
『ええ、そうでございます。
姫様の、本日のご予定の方は。
まずは…世界樹への水やりを
お済ませになられました後は、
始まりの村の設置となりまして。
村の設置の後は、
午前のお茶のお時間のご予定に御座います。
その後は、姫様にはそろそろ…
今の仮初のお住まいではない
姫様の御住居となります、
お住まいの場所の選定となっております。
姫様ご自身のお目で、
場所を、お選びして頂きたく御座います』
確かに…姫様…と呼ばれている人が
住んでいる場所が…ワンルームのアパートじゃ
恰好はつかないよなぁと思ってしまうので
「じゃあ、今日は自分の家を創るのに
丁度いい場所を探して。
自分の家に拠点になる場所を
創るのがメインって事…なんでしょ?
私が、その気になれば…っ
私の為の、ノイシュバンシュタイン城を
自分のお家にする事が出来るって事でしょ?」
『では…LINEの方に。
他の姫様のお住まいの参考画像の方を
幾つか送付させて頂きましょうか?
姫様、お住まいのご創造を頂きました後に、
設置致しました始まりの村の
視察のご予定となっております』
そうメリーが今日のスケジュールを
説明して来て 今日はそのメリーの
スケジュール通りに行動する事になりそうだ