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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第13章 メイド服を着た姫様と世界樹



参考までに他の姫様のお住まいの画像を
幾つかLINEにメリーから送って貰ったんだけど

それこそ…ノイシュバンシュタイン城風や
シンデレラ城風のお城
純和風のお城や海底のお城もあったり

空を飛ぶ飛空艇の上にお城が乗ってる感じの
ちょっと近未来ちっくなRPGにありそうな
そんな感じのお城もあったりとかして

自分の住居は立て直しも移転も
好きな様に出来るので
そんなに最初からイメージを固めなくていいと
そうメリーが言ってくれたので
私はちょっと安心してしまったのだが

『恐らく、姫様のお住まいになる
重要な建物になりますので。
内覧モードをして、内部のイメージと
外部の外観の創造を同時進行で…。
複数回に渡って創造をして頂いて、
進めて行く形にはなるかと思いますが…』

シリアルで朝食を済ませると
使った食器を洗って片付ける

いろははローソファの上に腰を降ろすと
スマートフォンにイヤホンをセットして
自分の耳にイヤホンを装着すると
ローソファの上にタオルケットを掛けて横になって

「メリー、準備出来たよ~。
案内開始。お願い~」

『畏まりました、姫様。
それではご案内の方を、開始させて頂きます』

メリーの案内開始の音声が…

自分のイヤホンから聞こえて来て


次に目を開いた時には…




いろははアプリの中の世界に居た



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