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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第12章 強制終了と執事の見る夢とメリーの嘘




「ねぇ、メリー。メリー居る?」

『はい、如何なされましたか?姫様』

返事が来るか来ないか
思いつきで声を掛けてみたが
直ぐにメリーからの返事は返って来た

「ねぇ、メリー。あのさ、
今日は…もう、そっちに行かなくて良いの?」

『ええ、本日の行動ターンは
全て、消費されておりますので。
創造の続きは…また明日になりますが…』


「そうなんだ…、
魔力の残りがあるからって
何度でも行動出来るんじゃないんだ…」

『その一日に可能となる
行動回数につきましても…、
姫様ご自身のレベルが上がりましたら、
1日に対する行動回数の上限が増えますので。
まだ…姫様は、魔力的に余裕がありましても、
システム的に…
制限をされている状態にありますので…。
姫様は、他の姫様方に比べましても
初期の段階から世界への解像度と親和度が
高値に設定されている様ですので…。
まだ、姫様の方に余裕がありましても…
システムがそれを許してない状況に御座います…。
姫様は…非常に…高い適応性をお持ちの様で、
世界の発展を…メリーも期待しております』

メリーが言うには…創造は…かなり…
精神的に…疲労するのらしいので
1日辺りの回数が制限されているらしい


そう言えば…私も…大地と海を創造した時

何とも言えない疲労感を感じて

地面に這いつくばって 
動けなくなっちゃったけど

多分それが…
創造の代償…みたいな物なのかも…??

そう思うと…さっきのあの状態は
ますます異常だったって思うのが
自然なのかも…ってそうも思えて来たりして


メリーからは…もう今日はお終いで
続きは明日と言われてしまったので


その日は…

夕飯を済ませて洗い物をすると

早めにお風呂を済ませて 

いろはは 就寝する事にした


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