第12章 強制終了と執事の見る夢とメリーの嘘
そんな事をしている間に
最初の洗濯が終わって
いろはが次の洗濯物を回しながら
その2回目の洗濯をしてる間に
残りのお風呂とトイレの掃除を済ませて
終わった2回分の洗濯物を
ランドリーバックに突っ込むと
すぐ側にあるコインランドリーに向かった
乾燥器の中に洗濯物を入れて置いて
コインランドリーの近くのスーパーに
その待ち時間の間に買い物を済ませに向かった
さっき…コインランドリーに居た
音楽聞きながら スマホで本読んで
乾燥が終わるの待ってた
栗色の髪をしたお兄さん…
あのコインランドリーいつも使ってるけど
時間がバラバラだからか…
さっきのお兄さんは見たの初めてだったな…
「さっきコインランドリーに居た人…、
ちょっと…ふんわり系だけど
カッコイイ穏やかで優しそうな、
お兄さんだったな…」
さっきコインランドリーで見かけた
どこの誰かも知らない人が
ちょっとカッコ良かったなと思いつつ
いつものスーパーで
いろはが買い物を済ませると
行きつけにしている スーパーを後にする
コインランドリーに回収しに向かうと
洗濯物の乾燥も丁度終わってたから
それを回収してアパートに帰った
洗濯物を畳んでクローゼットに戻すと
一人なので適当にお夕飯を用意して
YouTubeを観ながら お夕飯にしたのだが