第12章 強制終了と執事の見る夢とメリーの嘘
むしろこれが…さっきの
システムエラーで
こうなってるならいいけど
そうじゃなかったら…どうしよう??
もうそれこそ
言い訳のしようがない気がして来たッ
確かにイメージはした…
バラ園とかにありそうな感じの
ガゼボの下にありそうなテーブルセットって
でも…テーブルセットを…
私は創ったつもり…だったのにッ
かなり…想像よりも 何倍にも
大掛かりな物が出来上がっていて
『ひっ、姫様ッ…!!?
あのッ、こちらは…一体ッ…
何が…起きて、こうなっているのか…、
私に姫様のその口から、姫様のお言葉で
ご説明を…して頂き…たくあるのですが??』
「ごっ、ごめんっ…、メリー。
ちっ、違うの…これはね、そのッ、
こんなつもり全然なかったんだよ?
ちょっと、メリーをね、
驚かせようと思ったのっ。
メリーとね、一緒にね、お茶を飲むのにね。
テーブルセットをね、
用意しようと思ってたんだけどさ。
テーブルセットを創ったら、こんな事に…ッ」
それも…大きなお屋敷の
お庭でも恥ずかしくない位の
大規模なバラの庭園が
完成してしまっていて
綺麗なお庭には綺麗に
整えれられた川が流れていて
その四角く綺麗に整えられている
小さな川の流れは
庭の中央に集まるようになっていて
庭の中央には
ちょっとした池になっていて
小さな噴水まである