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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第12章 強制終了と執事の見る夢とメリーの嘘



そんな風にあれこれと
メリーの事を考えていると

メリーって 人間なんだよなぁ~って
しみじみ感じてしまって居て

…ただのプログラムかと思ってたけど

そんな所まで 細かく作られているなら

メリーと言う存在には

意思や人格が…ちゃんとあると言う事で


キャラ設定と言う…範疇で
創られた存在ではなくて

多分…AIを搭載してあって…
彼が姫の執事として経験をして行く中で
今のメリーと言う人格を
組み上げられて積み重ねて作られた

…存在なんだって

そう考えた方が…良いのかも…しれない


だったら…彼の声が…

どこかの誰かの充てたCVだとしても

彼の思考に合わせて…

それこそ…意思を持った会話が可能だろうし


現実の世界では…

ただのアプリの中のキャラの1人だけど

このアプリの中の世界では

メリーは…一人の人間と言う位置づけになるし


私は…この世界に置いては…どっちつかずな

そんな存在なのかもしれないけど…

メリーの言葉やミナトの言葉からすれば…

特別な魔力を持つ…存在=姫 って事で

間違いは無いのかなって

ミナトさんも…私の事…
”姫”なんでしょって言ってたから


今の…このアプリに居る間の私は……

メリーと同じ存在って事に

なるのかな?…多分だけど

でも…姫になれるのは…誰でもいいんじゃなくて

それを選ぶのは…確か…お姫様のステッキだって

そんな事を言っていたから


お姫様の魔法の杖は…

特別な杖って事…だよね…??

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