第12章 強制終了と執事の見る夢とメリーの嘘
私だけが居ても
何も”創造”は出来ないもん
私が感じた快感と絶頂を…
お姫様ステッキにある魔鉱石に溜める
そのワンクッションこそが
”姫”が”魔法のステッキ”を使って
”創造”をする為の
絶対的条件になってるって事は確かで
その為に…魔法のステッキは…
あの…卑猥棒…と言うか
大人のオモチャの形態と
魔法のステッキの形態になるみたいだし…
「メリーのあの感じだと…、
さの最初の座学で話した事が…
この世界の全てって感じでも無いのかも…?」
メリーには…これ以外にも…隠してる事が
ありそうな…気がするな~って
さっきのあのベッドの中でのやり取りを…
メリーは”聞かれてる”って言ってた
あの状況を整理して考えれば
メリーと私は… 執事と姫様と言う存在は
そう言う…身体的な関りが前提になってるって
そう考える方が…自然…になる
でも…実際問題…メリーとは
チュートリアルがあっただけで
そのチュートリアルの時だって
メリーは自分の手では私には
一切触れては来なかった
この世界の創造は…何かしらの組織的な物に
何かを目的として…行われていて
その為にメリーは…行動を監視されてる…って
そんな風に考えるのが…
状況的には妥当なのかなって
メリーもプログラムや運営には
逆らえないって言ってた…し…ね