第11章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 後編
耳を…愛撫された経験がない訳じゃないけど
こんな…耳の可愛がられ方はした事がないから
その…何とも言えない…繊細な愛撫に
耳から…伝わった快感が…
自分の脳まで蕩かして行く
『いろはちゃん、気持ちいい?
耳も…感じる…?…ここは…?』
そう言ってここは感じるのかと…
こっちに確認を取る様にして
ミナトが指先を耳の穴の隣の
顔のサイドラインにあるコリコリとした
軟骨がある部分に添えて来て
「は?…え?そこ…?」
『その反応は…、ここ…知らない…?
ここはね…耳の中で…、気持ちいい…場所』
そう言いながら指先で弄ぶ様にして
コリコリとその軟骨の所を指で刺激されて
ツンツンと押し込む様にして弄られると
ビクビクっといろはの身体が反応して跳ねる
「んぁ、やぁ、ミナトさ…んんっ、
それ…やめて…っんっ、
それ…されちゃったら…ぁ、んあぁっ」
耳の穴の中から這う様な快感が
穴の奥の方へとずっと伝わって行って
弄られてるのは耳の穴の手前の軟骨なのに
耳の穴の中が全部気持ち良くて…
おかしくなりそうになる
『ここ…耳珠(じじゅ)って…言う場所…ね』
そう言ってその軟骨の部分の耳珠に
ミナトが指を添えてタッピングする様にして
集中的にそこを刺激して来て
甘い痺れと一緒に音が鼓膜を刺激して来る
「んあぁ、んっ、
やぁっ、耳ダメぇえっ
んぁ、ん、こんな…の…
知らな…い…ぃ…の…っ」
『言ったでしょ?気持ちいい場所だって
後で…もっと…ここも…気持ち良く…したげるね』
「んんっ、ふ…は…ぁ…ん…んッ」