第11章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 後編
誰かを好きになるって
恋愛するって…
こんな気持ち…だったんだな…って
そんな風に…思ってしまって
こんな風に…ハグして貰って
抱き締めて貰うだけじゃなくて…
その先の…事も…したいなって
もっと…肌と肌を合わせて
ミナトさんの事を…感じたいって
…思う様になって居て
「あの…、ミナトさん…その…ッ」
こっちが…そうして欲しいと言いにくくて
言葉を詰まらせていると
『そろそろ、施術…しても良さそう?』
こう言う…さりげない感じに…
こっちが言いにくい事…
汲んでくれるのって…ありがたいよなって
そんな風にいろはが感じてしまいつつも
そろそろ施術をするかと言うミナトの言葉に
いろはが首を縦に振ると
『じゃあ、バスローブの紐だけ解いて。
そこ上にうつ伏せになって寝て貰っていい?
ローズの…、バラの香りは…大丈夫?』
「あ…、はい…、大丈夫…です…」
ミナトに言われたままに
バスローブの紐だけ解いて外すと
ベッドの中央に敷かれている特大サイズの
大判バスタオルの上に
いろはがうつ伏せになる
する…っとバスローブを
腰から上だけ…ずらされて
うつ伏せになっているから
ノーブラでも…
おっぱいが見えたりはしないけど…
『パウダーマッサージ…して行くから』
「パウダー…マッサージ…?」
聞きなれない言葉に思わず
考えるよりも先に聞き返してしまって居て
『そ、パウダーマッサージ。
オイルマッサージはオイル使うでしょ?
パウダーマッサージは、
そのまんまだけど、
パウダー使うマッサージね』