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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第10章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 前編 裏なし



自分のこれは仕事なのだから

自分の中で…彼と付き合っている時に…

私が募らせて来た…
小さな不満とか不安とか…遠慮を
自分には…する必要はないと…
言って来てくれていて


行為の最中に”嫌だ”って

何かを 私が相手に否定する事で

そう言われた相手が気を悪くしちゃって
こんな事もさせない つまらない女なのかと
思われるのが…嫌だったりとか

こっちがそれを否定する事で
自分が相手に嫌われちゃうんじゃないかって

そんな…不安感…みたいなのが…
何故か行為の時には…常について回っていて

そんな感情が…邪魔をして…
言いたくても邪魔をして
喉から先に…出て来なかった言葉達…を


言葉として発する事にすら…

怯えてしまって

言葉にすら…出来なくて

自分の奥に押し込んで
飲み込んだ言葉…達の数々を


そうやって…自分の言葉だけじゃなくて

自分がその時に感じて居た

自分の感情と共にずっと押し殺して来たから

そんな事を…している内に…

自分の中で…どんどんと…

その人に対する”好き”にも自信が無くなって来て


そうしてる間に…


自分はどうして…この人とセックスしてて

自分はどうしてこの人と付き合っていて

自分はどうして 
この人が好きなんだっけ?って


その全てが…ひとつ我慢する度に

ひとつ…疑問になって来て

そんな自問自答をするうちに

相手への愛情とかすらも
あやふやになってしまう

一度 そう感じてしまうと

そんな相手への感情すらもあやふやなのに

好きかどうかすらも怪しいのに

自分の身体を委ねてしまって居る


自分が何をしたいのかも

それを繰り返してあやふやになって行く


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