第10章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 前編 裏なし
狡い…な ミナトさん
やっぱり…彼は…狡いけど
狡いのと…同じくらいに優しい気がする
私が…お金を払って こう言う
性的なサービスを受ける事への…
どことなくに感じて居る罪悪感を…
さっきのあの言葉だけで 正当化してくれたし…
ギブアンドテイクでWin-Winで
自分にもメリットがある行為だから…と
こっちが…感じる遠慮みたいなのも…
あの言葉…で…感じさせない様にしてくれて
そう言って意味での…リップサービスと言うか
気遣いとか心遣いって言うのを感じる
正直…そんな風に扱われる事なんて
付き合ってる彼氏にだってされた事ないのに…
最後の…彼と…してたセックスは…
正直…付き合ってるからってしてた…
義務的な…感じの様な…意味合いが強くて
彼と別れてから… ずっと一人で居たのも…
その義務的な行為…に対して 自分の…中で
納得が出来てない部分があったから…なのかなって…
そもそも…私が…お姫様のステッキを…
密林で購入したのだって…
生身の…男性と…お付き合いをして
こう言う事をする事に…抵抗があったからだし
今も…こうして…そう言う事を…
して貰おうと思ってるのも…
挿入をしなくても…良いからなのかなって
付き合ってるからしなくちゃいけないとかって
そう言うのが無い
男の人が射精をする…って事を目的にしない
だけど それに似た…行為だからなのかなって
そんな事をうだうだと…その場で
いろはは考え込んでしまって居た
あれでもないこれでもないと
色々と考えている内に
それなりに時間が経ってしまって居たらしく