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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第10章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 前編 裏なし



「しゃ、シャワー
お先に、お借り致します!!」

『ボディソープとか、中に置いてるから
それを使ってくれたらいいからね?
バスルームはそっちの廊下の
突き当りを右だから。トイレも、
シャワーの前に済ませて来てくれる?
トイレは、バスルームの向かい側だから』

行ってらしゃーいと…手を振って見送られて
言われた通りにリビングから廊下に出て
お手洗いを済ませて バスルームに向かう

素直にお言葉に甘えて いい香りのする
ミナトのボディソープを使わせて貰って
泡立てたボディソープで自分の身体を洗う

ザァアアアッ…とシャワーヘッドからは
豊かな水量のシャワーが出て来て

こんな風に…自分の身体を洗って

シャワーをする事に…

どきどきとする事も

彼と別れてからの私には無かった事なので

もう…随分と久しぶりに感じる感情な気がする

多分こうして…シャワーをしてる時間も

施術の150分の時間の内なのだろうけど

いや…ラブホテルにフリータイムで入っても
シャワーだけじゃなくてお風呂に浸かっても
120分もあれば十分よ?なんて…
この150分を…あれこれと妄想してしまって

いけないいけないと その考えを追い払って
シャワーのバルブを冷水側に捻って
私が冷たいシャワーを浴びていると

『いろはちゃーん?
聞こえる?バスタオルとバスローブ…と
施術の時の下着…ここに置いて置くからね』

そうシャワーをしてるバスルームの
ガラス戸の向こう側に
ミナトのシルエットが見えて
すりガラスの向こうなのだから
慌てて手で隠してしまったが…
あっちからこっちの裸が見える訳ないのに…

何を…やってるんだか…私は…ッ

私は自分の咄嗟の行動に
半分呆れて恥ずかしくなってしまいつつ

「あ、ありがとうござい…ますッ」


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