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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第10章 ようこそ!淫魔の癒しのマッサージ店へ…** 前編 裏なし



「……その…、こう言うお店は…
当然、初めて…なんですけど…ッ。
すいません、色々と、
…緊張して…しまって…。
最後に付き合ってた…彼と…、
別れてしまってからは…。
全然…そう言うのが…、
無さ過ぎて…緊張してしまってて…ッ」

自分でも…そこまで…
素直に話さなくてもいい気がするが
何故か…素直にミナトに対して
自分の身の上話をしてしまっていて

それも…これが…
私が…彼の時間をお金で買っていて
それだけの…関係だから…なのかも…って
彼にとっては…1日に数人相手をする
それこそ…リピーターの
彼の常連客にでもならなければ
一期一会…の今だけの相手…なのだから

どうせ…記憶にも…残らないだろうし…

『マジ?じゃあ、あれじゃん。
今夜は…、最高の
夜にしないと…ダメなやつじゃん。
よし、じゃあ、予定変更ね。
デートの行先、…ちょっと変えるわ』

そう言って元々お任せにしてたから

元々ミナトがどこへ行こうとしていて

どこに向かってたかは私は知らないのだけど


目的地を変更したみたいで

車は…どんどんと…山に向かって行く…と言うか

曲がりくねった坂道を…登って行っていて

辿り着いた先…は…山の上にある…展望台で

夜の山の展望台からは

キラキラと光り輝く…夜景が…見えていた


『行先、お任せにしてくれてたからさ。
俺の…好きな場所、にしちゃったんだけど。
いろはちゃん、夜景とか、好き?大丈夫?
つまんなくない?こういう所。
好きじゃないなら、別の場所にするし…』

「はい…、大丈夫です…。
ここの夜景、綺麗ですね。素敵な場所……」


車から降りるとミナトが
こっちに手を差し出して来て

『足元…暗い感じだし、段差もあるからさ。
さぁ、お手を、どうぞ。いろはちゃん』


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