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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第9章 スライムと世界樹




そう言われてみれば…


エバーティルみたいな感じの

野生のモンスターを捕獲育成する感じのとか

ミリオンモンスターみたいな感じの

超カッコイイドラゴンを育てたり出来るのとか

モンスターを牧場で育成する感じの

育成シュミレーションゲームも

ある…にはあるな

モンスターの交配……か

双方のモンスターの能力や
外見の特徴を受け継いだモンスターを
新しく作り出すって感じなんだろうけど

ペルソナシリーズの合体…的な
感じなのかな…要するに

それにしても…スライム1匹でも
あんな事になってしまってたのに

複数のスライムと…一緒に…
同時…プレイなんてしてしまったら

私は…どうなってしまうのだろうかと
その状態を想像してしまっただけで
いろははドキドキとしてしまって

真っ赤な顔をしながら
自分の胸元を手で押さえている
いろはを横目にしながら

メリーが持っている本を…
パラパラとめくって
欲しい情報が載っているページを
自分の持っているその本の中から
さっきから探している様だった

『ああ、ありました。
こちらに御座いますね…。
その巨大なスライム牧場をお持ちの
姫様の世界の特産品は、こちらの
ピンクラビットスライムに御座います。
ピンク色の身体をしていて、その身体から
イチゴの様な甘い香りがするそうで…。
とても愛らしい…姿をした
うさぎの様な耳の生えた
とても珍しい、スライムに御座いますよ?
如何に御座いますか?姫様。
どうぞ…こちらがその、
ピンクラビットスライムの姿に御座います』

ご覧になられますかとメリーが
いろはに向かって声を掛けて来て

「ピンクラビットスライム…って
何か、凄いファンシーな
名前のスライム…だけど…見せて」

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