第8章 歓迎!ようこそ極楽温泉……** ※異種・GL※
びょ―――ん…と…瓶から持ち上げて
引っ張るとスライムが伸びるので
自重で伸び伸びになってしまって
蕎麦の生地の様に伸ばしたスライムを
掛け布団の代りにしていろはが
スライムを自分の背中に掛けると
その竹のベッドにうつ伏せに寝転がる
ぷるぷるのゼリーの様な温かいスライムに
背中からお尻を包まれて温められると
じんわりと身体が温められて行くのを感じる
ふっと緊張が解けて 身体の力が抜けていく
「ふにゃぁ~、これはいいですなぁ~。
スライム風呂…、良きかな良きかな。
はぁ~、極楽極楽~。
ぽかぽかで気持ちいい…。
はぁ。これで…このスライムに
身体の疲れてる所を
マッサージしてくれる機能があれば
もっと最高なのに…な~って。
流石にそこまで求めたら、それは贅沢か…」
そういろはが漏らす様に言うと
グイグイと手の平で押される様な感覚を
自分のふくらはぎの辺りに感じて
その押される様な感覚が
ふくらはぎの辺りから
段々上に上がって来て
「え?何か…、足の所、
マッサージ…されてない?これ…ッ」
ぐいぐいと手の平で圧を掛けて
押される様な感覚が
そのまま太ももに上って来て
お尻の辺りを揉むようそれが移動して来ると
お尻の全体を温かいスライムに包まれながら
グイグイと押されてしまう
「…ふ…っ、…ン…ッ」
その温かい温泉の温度の
ヌルヌルとした粘液の絡むマッサージに
思わず自分の身体が
素直過ぎる反応をしてしまって
マッサージで気持ち良くなっていて
えっちな感じの声が漏れそうになったのを
自分の手で慌てて 自分の口を
いろはが塞いでえっちな声が
外に漏れない様にして押し殺した
「んッ、むっ…」
何っ…これっ…?
温かくて…ヌルヌルしてて…
心地いい…んだけど…
そのっ… 気持ち…いいッ感じになっちゃう…