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妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第8章 歓迎!ようこそ極楽温泉……** ※異種・GL※


ぽよんぽよんと
その瓶の前でステラが跳ねるから
ここに自分を入れろと言う意味なのだろう

「ここに…、入りたいって事?」

いろはがスライムを自分の手に乗せると
その温泉の入った瓶の中に
スライムをぽちゃんと沈めて

沈めてしまってから…

これ…息出来なくて…死ぬんじゃないかと
いろはは不安になりながら
その瓶の底のに沈んでいる
スライムの様子を上から眺めていると

スライムは水の中でも平気な様で

と言うか…さっきまでは
肉まんのサイズだったのに

今はバレーボールのサイズになっている


「良かった、大丈夫そうで。
と言うか、さっきより、大きく…なってるし。
へぇ~、スライム…って、
水に浸けたら大きくなるんだ…知らなかった」


その分…温泉が
スライムの体内に吸収されて居るのか

瓶の中のお湯が減っていて

いや…そうして見ている間に…
お湯が…どんどんと減って


「え…、嘘でしょ?
…まだ、大きくなるの?これ…ッ」


そして…瓶の中が…
緑の液体で一杯になってしまって

どうやら…この瓶の中が全部
温泉を吸って 
膨張したスライムになっている様で

もう瓶の中が…

スライムになってしまってるので

隙間なくハマってしまって居るのか

動けなくなってしまって居る様だった

「よいしょ…っと」

ズルズルといろはが瓶の中から
温泉を吸って大きくなってぬくぬくの
ぽにょんぽにょんになっている
湯たんぽの様に温まった
スライムを瓶から引き出して行く


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