第8章 歓迎!ようこそ極楽温泉……** ※異種・GL※
『あら?…貴方、世間知らずの
田舎者の癖に、綺麗な肌をしてるわね。
ねぇ、若いんでしょ?貴方、歳は幾つなの?』
どう見ても…エルフさんは
10代にしか見えないけど
何故かこっちの年齢を聞かれてしまって
20代の半ばであるとエルフに告げると
スルスルとまだ…泡泥を塗って居なかった
太ももの辺りにエルフがその手を滑らせて来て
『良いわ、若いのね。
好きよ?私、若い女の子…の肌…って
スベスベで張りがあって、
いつまででも触って居られるものね』
若い女の子…なんて形容される様な
年齢では到底自分は無いので
10代の女の子の様な
ピチピチの肌はしていないのに
『あっち…、向いて?
背中に、泥…塗ってあげる…』
そう含みがある様な感じにエルフが言って来て
「あ、…はい…、
すいません…ッお願いします…」
背中に綺麗にもっちりとした泥泡を
エルフがその手で
いろはの肌に塗り付ける様に
丁寧に背中の全体に白泥泡を塗ってくれて
その妙に艶めかしく
自分の背中を這うその手つきに
妙に…ドキドキとしてしまったのだが…
『ねぇ、私の…ここにも…、
貴方の手で、…塗ってくれない?泡泥』
その後…お返し?にエルフの背中に
泡を塗ってあげて塗り合いっこをした後に
一緒に…エルフとサウナに入ったのだが
汗を身体が掻いて その汗でこの泡が流れたら
終了らしく サウナで15分程汗を掻いて
スベスベの真っ白なお肌になって
泥泡サウナを後にすると
その後は エルフと一緒に岩風呂に浸かった
「はぁ~、温泉…いい~。癒されるぅ」
『サウナの後の、温泉は良いわね…』
こんな風に温泉にゆっくり浸かるなんて
凄い…久しぶりな…感じがする
そうそう これこれこの感じ
コロナ…があってから…と言う物
元々の自分の趣味だった
岩盤浴とかサウナもすっかりご無沙汰で
行かなくなっちゃってたから
こんな風に遠慮をする事なく
温泉を楽しむのも随分と久しぶりで
普通に温泉を満喫してしまっていた…が