• テキストサイズ

妄想姫と魔法のステッキ【R-18】

第2章 魔法のステッキとイケメン執事



可愛らしいピンク色をした
棒状の形態のオモチャの本体と
USBで充電できる充電コードと

携帯する…事は…無いと思うが…
サテン生地の光沢のある携帯袋には
エンブレムの様なロゴが刺繍されている


「まぁ、でも、1000円だし…?
あの、女王様のステッキに比べると
お姫様専用だけあって、
サイズが小ぶりなのかな?」

そう言いながら いろはが
箱の中から平均的な男性のそれに比べると
控え目なサイズ感の…オモチャを取り出して

思わず…それを…握ってしまいつつ

そのオモチャのサイズ感が…
自分の良い所まで届かなかった
あの男のサイズ感と長さが
同じくらい…な事に気が付いて

このお姫様のステッキには
罪がないと言うのに
思い出しイライラをまたしてしまいつつ

そのイライラを納める為に
昨日の買ってまだ残っていた
缶入りのサングリアを開けると
フローリングの床の上の
自分の手に届く場所に置いて
ちびちびとサングリアを飲みながら

「あれ?これの説明書…なくない?
ああ、あった、あった。説明書。これだ」

空けた箱の中にはもう何も残ってなくて
一瞬説明書が無いのかと
いろはは焦ってしまって居たが

箱の蓋の裏側に薄い冊子になった
説明書を発見してペラっとその中を開くと

中国語と韓国語と英語…で
書かれているみたいで
ページをめくっても日本語の説明はなく

/ 616ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp