第2章 記憶喪失 イソップ・カール
イライside
イソップ君が私たちのことがわからない、、と言い出した。
頭を打った時の衝撃で記憶が飛んでしまったのか、、?
エミリー「この人の名前は、わかるかしら?」
イソップ「、、わかりません、、」
ナワーブ「、、ほんとに、わかんねえのか、、?」
イソップ「は、はい、、」
私とナワーブくんは人とかかわるのが苦手な彼と、他の人より比較的に仲良くできていると思っている。
そんな彼が覚えていないというのはやはり、何かしら彼に異変が起きているんだろう。
エミリー「自分のことはわかるかしら?」
イソップ「イソップ、、カール、、あと、、えっと、、わかりません、、」
エミリー「それは、他の人に言われるまで自分の名前がわかっていたのかしら?」
イソップ「はい、名前だけは、、はっきりと、、」
エミリー「そう、、」
エマ「エミリー、、イソップさんはどうしちゃったなの、、?」
いつも明るいウッズさんも心配なのだろう。暗い表情をしている。
エミリー「、、、おそらく記憶喪失ね。頭を強く打っていたみたいだから、そのせいでしょうね。」
『記憶喪失、、、』
ナワーブ「、、、」
イソップ「、、、、、、あの、、俺は、なんで倒れて、、?いたんでしょうか、、」
『ああ、』
、、たしかに、自分がどうしてこんな状況に陥っているのか気になるだろう。
『、ゲーム、、といってもわからないか、、鬼ごっこはわかるかい?』
イソップ「は、はい」
『きみは、鬼ごっこをしている途中、誤って足を滑らせて二階の窓から落ちてしまったんだ。その時に頭を打ったみたいで、、』
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