• テキストサイズ

封蝋の手紙。

第2章 記憶喪失 イソップ・カール





ナワーブside


イソップが目を覚ました

ゲームが終わってそう聞いたとき考えるより先に体が動いていた。

『イソップ!!』


医務室について、久しぶりに目を開けたイソップを見た。


イソップ「ヒュッ」


イソップは驚いていたんだろう。
喉から変な音をだしている。
、、、ああ、、本当に良かった、、、生きている、、イソップが、、生きている、、


『よかった、、ああ、よかったぁ、、』


目から涙が出てきそうになる。


イライ「カール君、、大丈夫かい?痛いところとかないかい?」


イライも、無理して平気な顔をしているのがわかる。
イソップに責任感じさせたくないんだろう。


『ひゃ、、、ひゃう、、あ、、』


いつもと違う反応に少し違和感を覚えた。
いつもならひねくれた返事を返してくるところだが、今回は顔を赤くして言葉が出てこないといった表情だ。


エミリー「イソップさん?まだ体調がすぐれないかしら」


いつもと違う反応にエミリーも違和感を感じたんだろう。
それに、まだ病み上がりだ。あまりしゃべらせるのも悪い。


『、、、誰ですか、、?』



予想外の返答にその場が凍りついた。




「「「「、、え、、?」」」」


/ 17ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp