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山鳥と雛鳥
第7章 動物園に行こう
ひたむきなその姿に私も小豆も吹き出してしまった。
「いや、怪我はしてないが顔に模様があるだろ?
あんまりいいとは言われないからな…隠してあげてほしいんだ。」
雛鳥は私の目の下にガーゼを貼ってくれた。
「うん。よし、じゃあ二人とも気を付けるんだぞ。」
「うん!行ってきます!」
雛鳥はうれしいんだろう手を大きく振って外に出た。
「じゃあ、行ってくるとしよう。」
「あぁ、娘さんのことたのんだ。」
私は頷き雛鳥と現世へと向かった。
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