• テキストサイズ

スモーカー【名探偵コナン】

第10章 深い繋がり


三人でお茶をしていると車の音が外から聞こえてきて…

「どうやら到着したようだな」

『そうみたいですね!』

「みなみさん、緊張してるの?」

『うん、すっごく…』

「大丈夫だよ、二人とも優しいからさ」

『そうだね、ありがとうコナン君』

「すまんな、頼んだぞ」

丁度チャイムが鳴った為、リビングで待つ赤井さんを置いてコナン君と玄関へ。

コナン君が先に玄関のドアを開けると有希子さんが顔を覗かせていて
その後ろに優作さんが立っていて。

「こんにちは〜!」

工藤夫妻が玄関に入ってくると、対面出来てる事が夢みたいで。

『は、初めまして!小田島 みなみです。よろしくお願いします』

「うん、赤井君から聞いているよ。君がみなみちゃんだね」

「みなみちゃん、よろしくね〜!あ、私が有希子で、こっちが優作よ〜!」

「ほら有希子、みなみちゃんは既に知っていると話しただろう?」

「あ、そうだったわね!にしても可愛らしいわ〜!」

有希子さんは見ていた通りの人で、凄く綺麗で可愛らしくて
優作さんも有希子同様で、落ち着いてて優しい人だ。


赤井さんも玄関先に来てくれて

「お久しぶりです、無事に到着した様で何よりです」

「うん、赤井君も元気にしていたかな?」

「ええ、お陰様でね」

「ここで話すのも何だし、リビングに行こうよ」

「そうね!新…コナン君!」

新一と言いかけた有希子さんを横目で睨むコナン君が何だか可笑しかったり。


皆がソファに座る直前で5人分の珈琲と紅茶を用意して運ぶ。

「あら、ありがとねみなみちゃん」

『いえ!とんでもないです』

流石は大女優と言うだけあって同性である自分でもドキッとしてしまう…

ソファに着いてカップを持ちながら話が始まって。
みんな普通に接してるけど中々緊張が抜けない


「みなみちゃん、そんなに緊張しなくても大丈夫だからね」

「そうよ〜!女同士、沢山お話しましょ!」

『ありがとうございます…』

「どうやらみなみは工藤さんが来ると伝えた時から緊張していたみたいです」

『そうなんです…作品を見ていた時からとても素敵な御夫婦でしたので…』
/ 364ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp