第7章 シルバーブレット
何とか起き上がろうと肘を立てると隙間の出来た背中に腕を回され
『ひゃっ...!えっ、ちょっ...』
クルッと後ろを向かされて、崩れそうなバランスを赤井さんの腕に包まれながら左脚から床に下ろし、右脚も下ろそうとしたのに...
『あぁっ...んっ...』
お腹から滑らす様に左手で秘口から蕾を指で触られ
右手は乳房の蕾をクニクニと弄られて...
「拒んでいるとはまるで思えんな」
髪を右側に寄せられ、首筋に吸い付かれる
後ろから、硬くなった欲棒の尖端でクチュクチュと秘口に押し当てられ
『あぁっ.....』
右手は下腹部に添えられて、左手で乳房を揉まれながら
欲棒が挿ってきて。
『ああぁっ!あんっ...やっ...んっ...!』
さっきよりもずっと赤井さんを感じられて、抽送される度に強い刺激が与えられて...
ソファの背もたれに手を着こうと伸ばそうとすれば、上から腕を押される様に戻される
「みなみ...俺から離れるんじゃない...」
不意に耳元へ降ってきた吐息混じりのその言葉は...
今この瞬間での物理的な意味なのは解っているけれど
赤井さんに言われてみたい言葉でもあったから...無意識に中がキュッとなった。
右腕同士でガッシリと包まれて、下ろした左腕の上から乳房の蕾を人差し指と中指でクニクニと挟まれて。
『ひゃあぁっっ...!あっ、あっ、んっ...あんっ、あっんっ...!』
こんなに赤井さんを近くに感じながらの行為は多幸感でいっぱいで
身も心も満たされる思いで。
繰り返される抽送の中には頂天が近付いてきて...
「はぁ...みなみっ...」
『あぁっんっ...!はぁ...はぁ、あぁっっ...!あか...い、さっ...もぅ、だ...めっ...イ、クっ...!』
「ああ、俺もだ...っ」