第17章 青vs黄
体感時間では何もしてなかったせいで長く感じたが時計ではまだ1分ぐらいたっただろうか?というぐらいに涼太は口を開いた。
黄「玲っち……。
俺がこの試合で買ったら付き合って下さいっス!」
・・言ったっス!
私は予想外のとこで一瞬何を言われてるのかわからなかった。
玲「…ぇ!
うち今告られた?!」
・・・いきなり過ぎてわからんかった;
私は意味を理解した瞬間に顔に血が集まっているのがわかった。
黄「そうっスよ;」
・・あ、玲っちの顔が赤くなってるっス!
私は深呼吸をして自分を落ち着かせてから涼太に視線を合わせた。
玲「涼太、今のを本気で言ったならうちの中の涼太の評価は下げざる負えへんわ。」
・・・告られること自体予想外やったけど、この言われ方はされたく無いランキング1位やったわ。
黄「!?何でっスか!?」
玲「うち、涼太の中では優勝商品?」
黄「っ!!」
・・っ!!そう受け取られても不思議じゃない言い方したっス。俺バカだ。
玲「涼太にそんなつもりは無いんだろうなとは思うねんけどね。てかそうであって欲しい。
で、返事やな。
うちは涼太とは付き合われへんかな。てか、誰とも今のところ付き合うつもり無いよ。」
黄「それは可能性ゼロじゃないってことっスよね!!」
・・今のところはって言ったっス!!
玲「そらね。」
・・・すんごい食い気味やなwうち涼太に惚れられるようなことしたっけ?