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孤独なキセキ

第16章 地獄の合宿





リ「…なるほどね。確かにそれなら可能だわ。玲ちゃんならね」
・・蜃気楼を使うなんていう発想力もすごいけど、それを実現させる玲ちゃんの底知れない才能が凄まじいわ!!



日「凄過ぎんだろ!」
・・10人って、それだけで反則級でやべぇよ!!



伊「咲良、その技が発動するまではどれぐらいかかるんだ?」




玲「第3Q後半から使える予定です。試合で使った事がないのではっきりとはいいきれませんが」




今までの特訓から大体の時間を予測してそう伝えた。



テツヤがいきなりそう口にした。
しかも私が隠してたところの確信をついたことを。



黒「玲さん、その技はあんまり使うべきではないと思います。どう見ても危険です。
体内の水分を急激に水蒸気にして放出なんてしていたら本体が脱水症状になります。」
・・その技は諸刃の剣です。





テツヤのその言葉に先輩達がハッとした顔をし、私は苦笑いをうかべた。




玲「正解。これ使ったらそのあとのウチの動きが落ちるんは逃れられへんと思うよ。
まあ、ウィンターカップまでにその落差を出来るだけ無くすようにはするけど」
・・・流石テツヤ…表情にでてたかな?いや、技の説明でピンときたんやろな



リ「それほどのリスクがあるなら使うときは私の指示に従って頂戴。選手の身体を危険に晒すような技を多用させるわけにはいかないわ」
・・黒子君が言わなかったら隠す気だったわね




玲「わかりました」




そう返事すると監督は頷いてから練習に移るように指示をだした。



皆がその指示に従っているとき私は監督を呼びとめた。
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