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孤独なキセキ

第16章 地獄の合宿




私は高尾が入ってる間に軽く汗だけ拭いて、風呂の準備を鞄の上に準備してからテレビを見ていた。



玲「んー、この時間やとあんま面白いのやってないか」



チャンネルをコロコロ変えながら良いのがないかと探っていた。


すると、青子のバスケというアニメがやっているのを見つけた。



玲「なんじゃこれw
…テツヤみたいなのが主人公なんや!へぇ〜」
・・・技が超次元的やけどなw
所々にキセキみたいなのもおるやん!…なんか親近感沸くアニメやな。



そのアニメが面白くてついつい私は見入っていた。







何かを忘れているのにも気づかずに







そして30分後。
青子のバスケは終了した。



玲「地味にハマりそう。続き気になる!」
・・・帰ったら録画しよ。
…というか何か忘れてる。



私はアニメが終わってふとそう思った。
その何かを見つけるために部屋を見渡したら鞄の上に風呂の準備があることに気づいた。


そして、高尾に風呂を貸していたことを思い出した。




玲「あっ!高尾!!
アニメ一本見終わってんのに出てこうへんって遅過ぎやろっ!」







私は急いで風呂場に向かった。






ドンドンドン!!






玲「高尾?返事してー」




返事を待ったが帰ってくる気配がない。

私は意を決して風呂場に足を踏み入れた。




玲「ごめん、入るで!」
・・・ちょ、頼むから無事でいて!





入ると湯気でシルエットしか見えないが胡座をかいてシャワーに打たれる高尾がいた。
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