第16章 地獄の合宿
玲「んー、そうかぁ。
別に1日ぐらい寝んでもいけるもんやねんけどな。
高尾に体力無いってことか」
高「玲ちゃんがありすぎなだけだろw」
・・危ねえ…黒子に助けて貰ってなかったら確実に明日フラフラだったぜ。てか、玲ちゃんの体力って宇宙か?
玲「体力ぐらいしか鍛えて上げれるもんないねんもんw
筋力は限界あるしなw
速さと体力ぐらいしか男子と渡り合えるとこないねんで?
なら、そこ伸ばすしかないやんw」
・・・ホンマにそれぐらいしか張り合われへんねんから
私がそう笑顔で言うと皆はなんだか形容し難い表情でこちらを見てきた。
緑「咲良の体力の量の理由を初めて知ったのだよ」
・・確かに女子の筋力では俺たちには勝てないな
玲「言ってないからやな」
火「お前賢そうに見えてバカなんだな」
・・お前が俺たちと渡り合えてるのはお前の努力の成果じゃねぇか
玲「…いや、あんたに言われたらガチで傷つくわ」
・・・言わんとしてることは大体わかったけど
黒「玲さんが努力してることなんて皆知ってます。じゃないとキセキは倒せない。」
・・中学のころからずっとです
玲「ありがとう。うちからしたら足りへんところを埋めようと必死なだけやねんけど頑張りを認めて貰えるのは嬉しいわ」
・・・テツヤは良いこと言うなぁ、やる気でるわ!
高「俺も負けねえように頑張らねぇとだぜ!」
玲「リベンジ希望?そんなん簡単にさせへんに決まってるやんw 甘くみんなよ?」
・・・こいつら真っ向勝負して来てくれるからホンマに楽しい!
高「やってみねぇとわからねぇだろ!っし やるぞ!」
・・夜は寝るけどな!
玲「やった!そうこなな!!」
私と高尾は早速コートにはいって1on1を始めた。