第15章 球技大会!!~番外編~
玲「……これはアカンと思う。てか、無理があると思う」
・・・テツヤ…これは、アカんやろ
火「黒子、これはキツイぞ」
・・緊急事態だが……
私たちが絶句しているその光景とは、
涼太、緑間、高尾が女装している光景だ。
3人ともギリギリセーフな女装だが何せガタイがいいのだ。
背中からみたらやたらと筋肉質な巨大な女といった絵図らになっている。
そう、これがテツヤの“いい考え”というやつだ。
黒「玲さんの代わりに3人のうち誰かに女装で出てもらいましょう」
と、提案したやいなやテツヤは3人素早くを女装させてしまったのだ。
玲「ぅ、なんでテツヤ…女装させるの上手いん?」
・・・何この特技…負けてるやん!
女子力!!
内心のショックも大きいが何故か女装させられた涼太と高尾は乗り気だ。
高「お、!なあ真ちゃん!これ似合ってね?」
黄「俺もいい感じっス!!」
緑「お前ら正気か!?」
そして緑間お除いたやつらが私の方を向き どっちに頼むかを聞いてきた。
私は本当にこれでいいのか悩んだが、クラスの皆ももうどうとでもなれ!といった雰囲気になっており構わないようだ。
そこで2人をジッと見つめて考えた。
どっちの方が女の子に見えるかを、
そして出した答えは…
玲「涼太に頼んでいい?
肌白いし…、足長いし…、なんかムカつくけど可愛いし…………女子に見えると思う」
・・・なんかキラキラした目で見られてるけどこいつホンマに女に見える。デカイけど。
内心複雑な思いを抱えつつ涼太を選んだ。
高尾には「えー」と言われ、男は女装を褒められて嬉しいものなのかと少し考えてしまった。
私は涼太に試合に出てるときは全力でか弱い女子を演じること、絶対に女子達に状態がバレないようにすること!と釘をさした。
私は心配で腹痛が酷くなった気がした。